|
『レース』と言う言葉から皆さんは何を想像されますか?
おそらくごく一部のスピード狂と呼ばれる人たちのマニア的なイベントだと誤解されている方がほとんどではないでしょうか。
バイク人口の減少が進む中、我々の生活から真っ先に削除されがちであるがゆえにマニアと言わざるをえない面も確かにありますが、それだけでは片付けることのできない魅力ある世界だと言うことを知って頂きたいのです。
2002年、私は不惑の四十を迎え思い新たに、このスーパーサンデーフェスタへの参戦を決意しました。
その序章として、まずレースの開催されるおよそ20日前に開校される『テクニカルスクール』に参加したのです。
ここでは、公道を安全に走ることが目的であることはもちろんですが、私の場合いかにして速く走るかが目標であり、レースへの実践的なトレーニングの機会でもありました。

インストラクターには歌って踊れると評判の現役国際A級ライダーの鶴田さんをはじめ、スパ直入の背中で走りを語る職人と呼ばれる林さん、走りのプロフェッサー・ライダーでありライターであるJeepミナキさん、温厚なお人柄とは裏腹にアグレッシブな走りの山口さんと個性豊かな人材に『心・技・体』と、あますことなく教授して頂きました。
そしてさらにサーキットライセンスを取得し、週末の練習を重ねて行き、その甲斐あって2002年、4回開催されたスーパーサンデーフェスタのハイウェイスター、及びHUGEクラスでは全て入賞するという結果を得ることができたのです。

『男、四十にして惑わず!』と、走り抜けた一年。
身をもって『思いたったが吉日』を実感した年でもありました。
レースを通して、生業としているバイクショップの未来像も見えてきたように思えるのです。
そして何よりもサーキット、レースを通じて、かけがえのない仲間に出逢えたことは、今後私の人生の中でも大きな財産となりうることでしょう。
またそんな人たちの集まるサーキットは私の心安らぐ場所にもなりました。
思えば24年前、DNAが反応していたとしか思えないほどバイクが好きで、校則違反をしてでも免許を取り峠の走り屋と呼ばれる連中とバトルをくり返していたあの日々が懐かしくもあり、若気の至り極まる危険なものだったと省みることができます。
現在は設備と環境に恵まれたこのスパ直入のようなサーキットで、安全かつスキルアップしながらバトルできる時代に感謝すらしています。
今後も体力の低下を言い訳にせず、より多くの人に触れあい成長して行く自分でありたいと思っています。
最後に私見ながら、もっと多くの方にサーキットに足を運んで頂き敷居が高いと誤解されている方々にサーキットは安全で身近な場所であることを少しでも解って頂ければ幸いです。
そしてレースの真骨頂を直に感じて頂ければ最高です!
|